クルマの税金を知っておこう

日本に限りませんが、国や自治体はいろいろなものに税金を掛けます。要はとれる所、取りやすいところから税金を集めようという訳です。


特に贅沢品には税金は多く掛かる傾向にありますが、消費税を始め、何かをすると必ず税金を取られると思っても過言ではありません。
特にクルマ。確かに大昔、まだクルマが庶民のとって高嶺の花だったころ、だいたい戦後間もない頃からでしょうか。


日本の自動車メーカーはまずトラック、タクシー、そして漸く乗用車を作り始めましたが、当時は一般庶民の買える価格ではなく、
それではいけないということで、軽自動車(最初は360ccエンジンでした)という低価格を目指した規格のクルマが販売されるようになりました。


当時は右肩上がりの高度成長時代ということもあり、軽自動車はサラリーマンでも手の届くクルマとなっていったのです。


それでもクルマを持てる家庭は最初は多くはなく、クルマは贅沢品だったのかも知れません。クルマを持てる家庭はある程度は裕福なところに限られていたからです。
そこで国や自治体は考えました。
クルマを持てる位なら、多少の税金を掛けても支払い能力はあるだろうと。

クルマは税金のかたまりです
クルマを買う・維持する・走らせるに掛かる税金は何と9種類にも及んでいます。この現実を皆さんはどれだけ意識しているでしょうか。


更によく言われるのは、燃料であるガソリンや軽油に掛かる税金です。
元々ガソリンや軽油は1リットル何円と表示されていますが、その内の何割かは揮発油税などの税金です。


それ自体も高いですが、問題はその税金にも更に消費税が掛かっていることです。このガソリンや軽油の二重課税は以前から指摘されているにも関わらず、何も改善されていません。


要は取れる財源を手放さないということです。税金に税金を掛ける。その状態を分かっているのに財源欲しさに放置する。そんな状態が今も続いているのです。


確かに、東名高速道路や首都高が色々なところと繋がって便利にはなっているでしょうし、税金の項目が整理されたとしてもトータルで安くはしてくれないでしょう。
それでもこの税金の多さと二重課税というクルマに対する税金の扱いは、このまま放って置いていいものとは思えません。


更に、クルマには環境税やリサイクル税など、とても一般の人には全体を把握するのが難しいほど、税金のかたまりとなっているのです。

クルマに掛かる9つの税金
買う時 :自動車取得税。更に消費税
走る時 :ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)、油引取税、石油ガス税。更に消費税
持つだけ:自動車税、軽自動車税、自動車重量税(車検時)


それぞれガソリンや軽油、クルマの種類によって細かい金額が決まっていますのでここでは触れませんが、私達はこの現実や集められた税金の使い道にはしっかり意識しておべきでしょう。